2020.06.25
ESP32をWi-FiおよびBluetooth/BLE接続の通信プロセッサとして使用
エスプレッシフ社の「ESP32」ホスト型ソリューション「ESP-Hosted」は、LinuxベースのHost Controller用接続モジュールとして「ESP32」を使いたいという、お客様の要望に応えます。
「ESP-Hosted」は、「ESP32」をHost MCUに接続するWiFiとBluetoothの通信プロセッサーとして使います。
「ESP32」はこの環境下で、ホストとの間で標準的なNetwork InterfaceとしてIEEE802.3フレームを送受信します。ホストはアプリケーションで使用しているTCP/IPとTLSスタックを使うことができます。
また「ESP32」は、ホストに対してBluetoothの標準的なHost Controller Interface(HCI)を提供するので、ホストはBluetoothのHostStackを実行することができます。
「ESP-Hosted」は、IEEE802.11 Interfaceをホスト側に提供せず、ホスト側と「ESP32」側との間にProtobufをベースにしたカスタムコマンドを使用してコントロールパスを構築します。
エスプレッシフ社は、webサイト GitHub webpageにて、
「ESP-Hosted」に関連するダイアグラムとインストラクションについて紹介しています。
■応用事例のご紹介■
ATOM Echo
ESP32ベースのM5Stackモジュールを使ったミニプログラマブルスマートスピーカー
M5StackのATOM Echoは、「ESP32」のIoT性能とM5ATOMシリーズの洗練された設計に基づいた、小さなプログラマブルスマートスピーカーです。
スリムなデザインでわずか24x24x17mmという大きさ。持ち歩き可能です。プレミアムフィニッシュな見た目は、スマートな印象を与えます。
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Fracino社は、カプチーノ/エスプレッソマシーンで、英国での受賞歴がある会社です。同社は、Londinium Espresso社へ向けた効率と美的外観を実現するソリューション構築のため、 「ESP32」をつかったモバイルアプリを選びました。
「ESP32」ベースのアプリは、Blynk社のIoT技術を駆使したもので、簡単にエスプレッソマシーンのメインパラメータを制御しています。
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インドのモノづくり人の集まりであるEmbeded Clubの創設者Ashok氏は、Embeddedプログラミング、デザイン、 STEMトレーニング、2D/3Dアプリケーション開発に力を入れています。同氏はこの度、クールなプロジェクトを紹介しました。
プロジェクトでは、「ESP8266」を使ってエアークーラーのリモコンをハッキングしました。 さらに重大なことは、どんな赤外線のリモコンでも同じ方法でハッキングできるということを証明したのです。
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本記事は、エスプレッシフ社ニュースレター Vol.10 2020年6月より抜粋/加筆した内容を掲載しています。
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