簡単に使えるタッチ コントローラは、機械式ボタンをモダンなタッチボタンまたはタッチスクリーンに素早く簡単にアップグレードする方法です。設計者がタッチボタンをユーザー インターフェイスに簡単に実装する手段を提供するため、マイクロチップ社は本日(元記事日付2024年12月19日)、12ボタンMTCH2120タッチ コントローラを発表しました。この低消費電力で耐水性を備えたターンキー タッチデバイスはマイクロチップ社の統合されたエコシステムの一部に組み込まれており、設計プロセスを簡素化し、その他のターンキー ソリューションおよびMCUベースのタッチ実装間の移行を容易にします。MTCH2120は、包括的なデザインイン エコシステムを備えたI2Cベースのタッチ コントローラ ファミリの第1弾となります。
MTCH2120はノイズや湿気の影響を受けずに安定したタッチ体験を提供し、個々の製品要件に適応する高い柔軟性を備えています。ボタンをグループ化できる低消費電力機能により、スキャン動作を減らし、ボタンの操作性は完全に維持しながら消費電力を削減できます。
MTCH2120の特長とエコシステムは以下の通りです。
- リアルタイムのノイズ評価に基づいて感度とフィルタレベルを自動調整するEasy Tune機能により、面倒なしきい値調整が不要
- MPLAB® Harmony Host Code Configuratorプラグインにより、ホスト上にI2Cプロトコルを実装する必要がなくなり、マイクロチップ社のMCUとMPUに容易に接続可能
- MPLAB Data Visualizerによる設計検証
- I2Cポート エクスパンダ機能
- マイクロチップ社のタッチライブラリへのアクセスと互換性により、設計者が複雑なソフトウェア開発とファームウェアの操作を行う必要を最小限に抑え、設計期間を短縮可能
- SAM D21ホストMCUを搭載したMTCH2120評価用ボードでプロトタイプへ統合しすぐに評価可能
MTCH2120はマイクロチップ社のMTCHファミリでI2Cを搭載した初の製品です。最近発売されたMTCH1010、MTCH1030、MTCH1060も同様の安定したタッチ性能とシンプルなGPIOインターフェイスを備えています。MTCH2XXXファミリは今後もバス制御の柔軟性を備えたソリューションを追加し、デザインイン エコシステムによる使いやすさをより多くの市場に拡大していきます。マイクロチップ社の簡単に使えるタッチ ソリューション全てのポートフォリオの詳細はウェブサイトをご覧ください。
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