エム・シー・エム・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:末松 緑)は、ミリトロニック社製のWi-Fi 6メディアサーバを発売しました。
各種エンドデバイスのWi-Fi 6の普及率は急速に上昇し続けており、ワイヤレステクノロジの新しい可能性が開かれようとしています。これに応え業務用ワイヤレスギガビットソリューションプロバイダである台湾ミリトロニック社は、Wi-Fi 6メディアサーバモジュールを発売しました。この無線伝送モジュールは、タッチパネルやモニタなどのタッチディスプレイ製品との統合用に特別に設計されており、Wi-Fi 6ネットワーク機能とワイヤレスドッキング機能を提供し、低遅延の双方向ワイヤレスマルチメディア伝送を可能にします。Wi-Fi 6 メディアサーバモジュールと統合されたディスプレイソリューションは、小売、教育、ヘルスケア、在宅勤務環境などのさまざまな分野で活用いただけます。
Wi-Fi 6メディアサーバモジュールは、最新のワイヤレスネットワーク通信規格であるWi-Fi 6(IEEE802.11ax)を採用しており、高速で低遅延の双方向ワイヤレス画像伝送を提供します。遅延は10ミリ秒未満で、フルHD解像度(1080p@60Hz)と最大20メートルの伝送距離をサポートします。このモジュールが組み込まれているディスプレイデバイスは、Wi-Fi 6を使用して互換性のあるWindowsコンピュータに接続し、同期表示(ミラーリング)するかコンテンツを拡張する事が出来ます。
Wi-Fi 6メディアサーバモジュールは、映像情報と共にワイヤレスタッチ制御信号もサポートします。無線通信の動作距離内で、ユーザはタッチスクリーンを直接使用してコンピュータをリモートで制御できるため、高速双方向インタラクティブマルチメディア伝送アプリケーションを実現できます。さらに、ワイヤレス接続されたコンピュータでWi-Fi同時操作を可能にします。モジュールにワイヤレス通信している間、コンピュータはアクセスポイント(AP)に接続されたままでWi-Fiを介しインターネットへアクセスすることが出来ます。
Wi-Fi 6メディアサーバモジュールは、ワイヤレスドッキングアプリケーションを構築するための重要なアイテムです。ドッキングデバイス間の高速Wi-Fi 6接続を提供し、動作パフォーマンスを柔軟に拡張します。