AVR®マイクロコントローラ(MCU)は低コストで実装しやすいため、応答性の高いセンサノードの開発に長らく使われています。 これらのアプリケーションの機能と応答性をさらに高めるため、 マイクロチップ社は本日(元記事日付2018年7月3日) tinyAVR® MCUファミリを拡充し、 先進のアナログ機能と同ファミリ最大容量のメモリを内蔵した MCU 2製品を発表しました。 過酷環境での安定動作を重視したこれらのデバイスは各種安全機能を内蔵しており、堅牢で安全なシステムの開発を支援します。
静電容量式タッチ インターフェイスを含むセンサ アプリケーションに理想的な ATtiny3217とATtiny3216 は 2つの A/D コンバータ(ADC)を内蔵しているのが特長で、 タッチ制御とその他のアナログ計測機能を同時に実装したシステム設計が可能です。 1つの ADCをペリフェラル タッチ コントローラ(PTC)と組み合わせてタッチ信号を収集しながら、 もう1つの ADCで他の入力(例: サーミスタ、圧力センサ)を監視する事も、2つの ADCを使って各種センサを高速にサンプリングする事もできます。
ATtiny3217と ATtiny3216は、 小型パッケージで性能、電力効率、使いやすさを最適化した マイクロチップ社 tinyAVR MCU ファミリ (ATtiny1617 と ATtiny817 を含む)の最新デバイスです。
[ブロック図]
[開発ツール]
tinyAVR MCUファミリは全製品が Atmel Studio 7統合開発環境(IDE)と Atmel START でサポートされます。 評価用キットとして ATtiny3217 Xplained Proも提供いたします。
[在庫/供給状況]
ATtiny3217と ATtiny3216は本日よりサンプル出荷と量産出荷を開始いたします。 ATtiny3217 Xplained Pro 評価用キット(ATTINY3217-XPRO)も本日より提供いたします。(元記事日付2018年7月3日)
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本記事は、マイクロチップ社プレスリリース2018年7月3日より抜粋した内容を掲載しています。